OEM(お客様ブランド名製造)製造
酒井製作所では、御社のOEM生産を通じて、
装置製作に掛かるトータルコストの安定化に貢献します。
OEMとは?
OEM(original equipment manufacturering)とは、他社ブランドの製品を製造することです。
OEMを行う理由は、製品や市場の成熟度により大きく3つに分けられます。
- 市場が立ち上がる時期では、OEMを採用することで、他社との市場投入時期の差を埋めることができます。
- 市場が成長期を迎えた段階では、自社の生産能力が追いつかない場合に、OEMを利用できます。
- 市場が衰退している時期では、高コストの自社生産から撤退し、OEMを採用することで、低コストで市場への製品供給が可能となります。
開発試作も、量産試作も同じ試作品の製作という意味では同じですが、ものづくりの中でも、重きを置かれるポイントが異なります。開発試作では、コンセプトが決まり、プランが明確になった段階で、形にしてみる、性能を確認することが必要なため、「品質」「スピード感」が重視されます。一方で、量産試作では、開発試作を踏まえて評価がおこなわれ、量産化に向けた準備段階として、「コスト」や「安定供給性」が重視されます。
ここがポイント
酒井製作所は、製品サイクルの早い装置、一品一様で特殊仕様が多い装置など、これまでOEMとしては不向きと考えられてきた装置に対しても、多数実績があります。
材料を購入し、加工業者に加工を委託し、表面処理業者に委託したとすると、発注伝票を3枚発行することになることにより、間接コストがかかります。
仮に、部品点数が100点の装置であれば、発注伝票は300枚になるかもしれません。
発注業務だけでなく、個別に納期管理も必要で、都度受入検査が発生すると仮定すると、考えられないくらいの目に見えないコストがかかっていることになります。
酒井製作所にOEMとしてお任せ頂ければ、仕様書の発行と発注伝票1枚で、装置製作が可能になるだけではなく、ユーザーごとに異なる仕様の違いや、スケジュール管理も、まとめて対応いたします。
また、ご要望の多い、御社ユーザー様の製品立ち合いも対応が可能です。
さらに、装置に使用している部品の製造中止や、価格の見直しが発生した場合も、御社の工場と同様に代替品を探すお手伝いをします。